2025-03-31

STORES、 「モバイルオーダーに関する消費者の意識調査」結果を公開

〜 利用者の約7割が「モバイルオーダーが利用できることで、店舗利用頻度が増加する」と回答し、ポジティブな利用意向が明らかに 〜

STORES 株式会社(以下、STORES)は、「モバイルオーダーに関する消費者の意識調査」結果のホワイトペーパーを公開したことをお知らせします。本調査結果からは、モバイルオーダーを利用することで「待ち時間が減る」などの利便性の向上だけでなく、モバイルオーダーの利用者の約7割が「モバイルオーダーが利用できることで、お店の利用頻度が増える(※1)」と回答するなど、モバイルオーダーを利用できる店舗への「ポジティブな利用意向」が明らかになりました。

◆「モバイルオーダーに関する消費者の意識調査」ホワイトペーパーのダウンロード:こちら

■ 調査結果 サマリ(一部抜粋)

  • モバイルオーダー利用メリットは「店頭での待ち時間が減る」が最多。デメリットは「アプリのダウンロードや登録が面倒」が最多に。
  • モバイルオーダーが利用できることで、「お店の利用頻度が増える(※1)と回答した割合は、モバイルオーダー利用者で約7割、非利用者では約5割という結果に。
  • 今後のモバイルオーダーの利用について「ポジティブな意向(※2)」を示したのは、現利用者が約8割、非利用者が約5割に。
(※1)「増える」もしくは「おそらく増える」の合計
(※2)「利用したい」「やや利用したい」の合計

■ 調査結果 詳細(一部抜粋)

1.モバイルオーダー利用メリットは「店頭での待ち時間が減る」が最多。デメリットは「アプリのダウンロードや登録が面倒」が最多に

《モバイルオーダーのメリット》

モバイルオーダー利用者に「飲食店でモバイルオーダーを利用する上でのメリット」を聞いたところ、「店頭での待ち時間が減る(48.5%)」が最多となり、次いで「自分の好きなタイミングで注文できる(45.2%)」「あせらず、ゆっくり注文できる(39.3%)」となりました。

また、年代別で見ると「あせらず、ゆっくり注文できる」は特に20代が他の年代よりも高い結果となり、若年層からは「待ち時間が減る」というタイムパフォーマンスの側面だけでなく、周囲の環境や状況に左右されずに「自分のペースを保って注文できる」という側面でも強く支持されていることが伺えました。

※「MO=モバイルオーダー」以下同様

《モバイルオーダーのデメリット》

一方で、モバイルオーダー利用者と非利用者に、モバイルオーダーのデメリットを聞いたところ、ともに「アプリのダウンロードや登録が面倒」が最多となりました。

モバイルオーダー利用者のみに限定してみると、「アプリのダウンロードや登録が面倒(26.7%)」に次いで、「利用する(したい)お店では導入されていない(19.5%)」「モバイルオーダーしても待たされる(18.3%)」という結果になり、モバイルオーダーを利用したにもかかわらず、待ち時間が発生していることへの不満が浮き彫りになっています。

また、非利用者のみに限定してみると、「アプリのダウンロードや登録が面倒(31.8%)」に次いで、「現金で支払えない(19.3%)」「セキュリティ上の不安がある(17.3%)」という結果になり、決済手段が限られてしまうことへの不満も垣間見えました

2.モバイルオーダーが利用できることで、モバイルオーダー利用者の約7割が「お店の利用頻度が増える(※1)」と回答

《モバイルオーダーの利用による変化》

モバイルオーダー利用者に「モバイルオーダーの利用による変化」を聞いたところ、「モバイルオーダーにより、時間を効率的に使えるようになった(73.3%)」が最多となり、次いで「モバイルオーダーがあることで、同じメニューを再注文しやすくなった(49.2%)」、「モバイルオーダーがあるお店をよく利用するようになった(48.0%)」という結果となりました。

年代別で見ると、特に「モバイルオーダーがあることで、同じメニューを再注文しやすくなった」「モバイルオーダーがあるお店をよく利用するようになった」は、10~20代の若年層で6割前後と高い結果となり、過去の購買データ(利用店舗や注文データ)が履歴として残ることで、次回注文までがさらにスムーズになり、利便性アップにつながっていると考えられます。

※上記の表内の色付け(薄紫)および枠線で装飾された箇所は、本プレスリリース内で取り上げた数値

《モバイルオーダーがある場合の、お店の利用頻度》

「モバイルオーダーがあることで、注文までの待ち時間や、注文から商品提供までの時間を短縮できるとしたら、その店舗の利用頻度は増えると思うか」を聞いたところ、増える(※1)と回答したのが、モバイルオーダー非利用者では約5割、モバイルオーダー利用者はさらに上回る約7割となりました。

3.今後のモバイルオーダーの利用について「ポジティブな利用意向(※2)」を示したのは、現利用者が約8割、非利用者が約5割に

今後、飲食店のモバイルオーダーを利用したいと思うかを聞いたところ、利用したい(※2)と回答したのが、モバイルオーダー利用者は約8割、モバイルオーダー非利用者では約5割となりました。

また、年代別に利用意向を見ると、モバイルオーダー利用者は年代問わず約8〜9割が「利用したい(※2)」と回答し、モバイルオーダー非利用者についても10~30代の若年層では6割超という結果になりました。

■ 調査概要

【調査手法】インターネット調査

【調査期間】2024年10月7日〜10月10日

【サンプルサイズ】

  • 事前調査 n=3,691
  • 本調査 n=1,200

【対象者条件】

  • 全国15〜64歳の男女1,200名
    • モバイルオーダー利用者:600名
    • モバイルオーダー非利用者:600名
  • その他条件:
    • 飲食店の利用頻度として「外食」もしくは「テイクアウト」を3か月に1回以上利用
    • 右記飲食店のいずれかを直近3ヶ月に利用(ファストフード、カフェ・コーヒーショップ、ファミリーレストラン、牛丼などの丼系、寿司、ピザ・イタリアン、お弁当、そば・うどん・ラーメン、居酒屋、餃子など中華、その他)

【補足事項】

  • 事前調査は、実際の人口構成比にあわせるため、『令和2年度国勢調査』を用いて集計時に補正を行った。
  • 本調査は、回答者の偏りをできるだけなくすため、性年代別12区分✖️モバイルオーダー利用有無2区分=24セルで割り付けを行い回収した。

※上記に記載された考察は STORES の想定見解であり、確定事項ではございません。

上記の調査結果を含む、「モバイルオーダーに関する消費者の意識調査レポート」の全文は、下記のホワイトペーパーでご紹介しています。ぜひモバイルオーダーの活用や店舗への導入検討時の参考資料としてお役立てください。

「モバイルオーダーに関する消費者の意識調査」ホワイトペーパーのダウンロード:こちら

■ STORES モバイルオーダー について

‍STORES は、飲食・食品小売店向けに無料ではじめられる「STORES モバイルオーダー」を提供しています。初期費用・月額費用の負担なく導入でき、アプリ不要でWEBからテイクアウト注文を受け付けが可能です。来店客の利便性向上によって、新規顧客やリピーターの獲得を支援します。

サービスURL:https://stores.fun/mobileorder

■ STORES について

STORES 株式会社は、「Just for Fun」のミッションのもと、こだわりや情熱に駆動される経済を目指しています。小売、飲食、サービス業を中心とする中小事業者の店舗運営を支える幅広いプロダクトを提供しています。顧客データを基盤とした「STORES」のプロダクトを通じて、事業者の持続的な売上成長をサポートし、個性豊かで多様な商いがあふれる社会を実現します。詳しくは https://www.st.inc/ をご覧ください。